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マレーシアでは最近、アーティストたちが「Malaysian Artistes for Unity(MAFU)/結束のためのマレーシア人アーティスト」というものを立ち上げました。 マレーシア版「We are the world」とまではいかないが、みんなで歌を唄い民族の壁を超えた団結を呼んでいます。 詳しくはアサ・ネギシさんのサイトを読んで頂きたい。 発起人は、日本でもライブをした経験のある歌手のピート・テオ、マレーシア映画監督として日本で最も認知度の高いヤスミン・アフマド監督、中華系映画監督のホー・ユーハン監督ら。 「Here in my houme」が無料で歌をダウンロードできる。そのサイトはこちら。 とてもすばらしいことだと思います。 マレーシアにはマレー人優遇政策(ブミプトラ政策)というものがあります。 簡単に説明しますと。。。 これは他の民族と比較して低所得だったマレー人を保護するために1971年に作られた政策です。 この政策によって多くのマレー系住民の生活が向上したのですが、しかし近年、この政策による弊害も出てきました。 例えば、現在はマレー人の中にもかなり裕福な人たちがいます。逆に中華系やインド系マレーシア人の中には、対所得者の人達もいます。つまり新しい経済格差が生まれてきてしまった。と思われます。 また、マハティール前首相が度々叱咤していることですが、この優遇政策によってマレー人の中には向上心、競争心を失くしてしまった人達も出てきてしまいました。 そうした優遇政策への不満から昨年末と今年2月にはインド系住民による大規模なデモがありました。 そして四月の総選挙では、彼らの矛先となったインド系マレーシア人の現職大臣が落選し、与党も大敗しました。 1969年5月13日の民族紛争以来、こうしたことはタブーとされてきましたが、昨年のデモを機に表立ったような気がします。 (以上、簡単に説明しましたが、「ブミプトラ政策」や「民族紛争」など、詳しくは皆さんで調べて下さい。) とにかく、私もマレーシア人のそうした「民族の壁」というものは感じています。私だけでなく、マレーシアに住んだことのある方は感じたと思います。特に「平等」「公平」というものに対しては日本とは違います。 今回のアーティストたちによる活動が成功することを私は心から願っております。 |
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